前回に続き「じらし」の恋愛心理テクニックのご紹介です。
今回は好きなあの人をあなたにハマらせる「間欠強化」の法則です。
あなたに会いたくて、会いたくて、仕方ない!と思わせるテクニックです。
アメリカの心理学者スキナーの実験で「間欠強化」は証明されています。
スキナーは、マウスがレバーを押すとエサが出てくる仕組み「スキナーボックス」という実験装置を作りました。
スキナーは、レバーを押せば必ずエサが出てくる「装置1」とエサがランダムに出てくる「装置2」で実験を行いました。
その結果、マウスは必ずエサが出てくる「装置1」よりも、ランダムにしかエサが出てこない「装置2」のレバーを長時間にわたり押し続けたのです。
レバーを押せばエサが出てくる!ということを学習し、必ずエサがもらえる「装置1」よりも、エサがランダムに出てくる「装置2」のほうがレバーを押す行為を長時間にわたり繰り返すということを発見したのです。
人間で言うとギャンブルがそれに当たります。
たまに大当たりするから止められない、パチンコが例の1つです。
ポイントは程よく相手にフラストレーションを与えることです。
フラストレーションと言うと聞こえは悪いのですが「じらす」と言うことです。
好きな相手だと何でもかんでも「OK」と言ってしまいそうですが、相手の要望に対して毎回「OK」と言ってはいけません。
相手の要望に対して「じらし」ながら、「OK」サインを出してください。
知らず知らずに相手は「OK」と言ってくれるためにあなたの為に色々と頑張ってくれます。
また前回の「MUM効果」を用いつつ、「間欠強化」を利用することによって効果が倍増します。
例えば、メールのやり取りだとしたら2回に1回くらいのペースで返事を出したり、数日間空けてから返事を出したりとランダムにメールの返事を出すと良いでしょう。
ただし、人によっては嫌悪される可能性もありますし、あまりにも返事を出さな過ぎると、あなたの事を諦めてしまう可能性があるので気をつけましょう。
好きな人や恋人に、あなたにもっとハマって欲しいと思った時は「じらす」事が効果的です。
ただし、じらし過ぎは逆効果になってしまう可能性もあります。
バランスやタイミングをみて「間欠強化」を使ってみてください。