似た者同士は恋愛に発展しやすいって知ってますか?
アメリカの心理学者フェスティンガーが大学の入学生に、政治や宗教についての調査を行いました。
もちろん学生たちは面識もなく、調査の内容も知らされていません。
初めは部屋が近い者同士がグループとして形成されていきましたが、次第に思想や行動が似ている者同士がグループを形成し始めたのです。
自分と共通する考えや趣味、行動などを行う者同士は自然と集まり、グループを形成する。
と心理学者フェスティンガーは実験結果を発表しました。
この状況、状態を【類似性の要因】と呼びます。
以前にも紹介した【ミラーリング】も類似性の要因となり、恋愛心理学・恋愛テクニックの1つとなります。
今回はミラーリングよりも高度な恋愛テクニック【ペーシング】をご紹介します。
ペースやリズムと言うのは呼吸や歩くスピード、歩幅、会話のスピード、瞬きなどのことを指します。ミラーリングに似ていますが、ミラーリングよりも細かいテクニックとなります。
呼吸や、瞬き、歩幅などを相手に合わせ、私はあなたと似ています。という無言の合図を送ります。
次第に相手は無意識に、あなたのことを似た者同士として意識し心地よさを感じてきます。
瞬きを合わせるって難しいイメージだと思うのですが、瞬きを合わせる行為は案外簡単です。
流石に同時にというのは不可能に近いので、まずは相手が瞬きをしたら、自分も合わせて瞬きをする。くらいの感覚でokです。次第に慣れてきますので、苦もなく瞬きを合わせることができてきます。
ペーシングで一番効果的なものは【呼吸】を合わせることです。この呼吸を合わせる行為は、少々難しい行為です。
しかし、ペーシング = 呼吸 と言っても過言ではないくらい、呼吸を合わせることは重要で、また効果は絶大なものとなります。
簡単な練習方法としては、
まずは友達などの呼吸、息遣いを観察し、呼吸を合わせる訓練をしてみましょう。
また、会話中は息を吐いてることがほとんどですので、相手が会話をしている最中は息を吐き、会話の一区切りで息を吸う。と言うことを繰り返してみましょう。
呼吸のリズムが合ってくると、相手はあなたと居ることが心地よくなり、あなたの印象もよくなります。
相手に「真似されてる!?なんか変な動きだな。」と思われてしまっては元も子もありません。
相手に不快感を与えしまい、マイナスイメージとなってしまいます。
とても難しい恋愛心理テクニックなのですが、その分効果バツグンなのです。
いきなり実践するのは危険ですので、やはり練習、訓練してからペーシングを行うことをおススメします。
また、先ずはミラーリングから試すのもいいでしょう。ペーシングよりも簡単でコツさえ掴めば相手に不快感を与えず、よい印象を与えることができます。
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