突然ですが、あなたは自分の不安や悩み事などを相談したり、お話できる相手っていますか?
不安事や悩み事を話せる相手ってどんな人でしょう・・・安心感や包容力がある人ではないでしょうか?
今回は安心感や包容力を使った恋愛心理テクニック「カタルシス効果」をご紹介します。
心の浄化作用
カタルシス効果は精神科医であるジークムント・フロイトが広めた用語です。苦痛、恐怖、不安や悩み事などを言葉にして発する事で、苦痛や悩みの痛みが軽減し安心感や安定感が得られることが出来ます。この状態を「カタルシス効果」と呼びます。
冒頭でも伝えたように不安事や悩み事を話せる相手・・・その人はあなたにとって安心感や包容力がある人です。逆にあなたが気になる相手に安心感や包容力を見せればいいのです。あなたが安心感や包容力があると相手が判断してくれた場合は相手は自然とあなたに心を開いてくれ、あなたを好意的に受けてめてくれるでしょう。
気になる相手が自然にあなたに悩みや愚痴を話してくれるなら苦労しませんが、そうは上手くいきませんよね!?かと言ってストレートに悩み事や愚痴などないですか?なんて聞く事も出来ません。では、どうしたらいいのか?簡単な方法として2種類の方法があります。
まずはあなたから心を開いて接してみましょう。かなり濃い愚痴や相談事は避け、ちょっと面白い失敗談や悩み事などから話してみましょう。その内に相手も「私も悩み事があるんだよね・・・」や「こないだ私も失敗しちゃったんだけど・・・」など徐々に心を開いてくれる事でしょう。待っていてもいつ心を開いてくれるか分かりません。ここは積極的にあなたから心を開いて、相手の悩みや愚痴を聞きだしてみましょう。
単に質問するだけではNG。また先ほども伝えたようにストレートに質問しても×です。では、何をどうやって質問するのか・・・
「どんなものが好きですか?」や「どんなことが好きですか?」と言う質問ではなく「どんなものが嫌いですか?」や「どんなことが嫌いですか?」と言う質問をしてみましょう。
少し意地悪な質問なのですが、相手に嫌なことをあえて吐き出させてみましょう。嫌なことを話し始めたら、先ずは相槌を打って話を聞いてあげましょう。その内に気を許し色んな愚痴や悩み事を話し始めます。ポイントは始めの内は頷いたり、相槌を打ったり「共感してるよ!」と言う意思表示をしましょう。徐々に自分の意見や考えてることを伝えていきましょう。会話の内容が深くなり、相手も自分も安心感・包容力に包まれ実のある会話になっているはずです。