仲良しのカップルでも夫婦でも「どうしても我慢できない欠点」、「多少は我慢できるけど直して欲しいな。」など多かれ少なかれ欠点は一つや二つはあるものですよね。
頭ごなしに相手の欠点を指摘してしまうとトラブルに発展する可能性が大きくなりますよね!?
今回は相手を傷つける事なく、平和的に欠点を直してもらう方法「ピグマリオン効果」をご紹介します。
ピグマリオン効果はアメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールの事件によって提唱された効果です。また教師期待効果やローゼンタール効果とも呼ばれています。
主に教育現場で利用されてることが多いのですが、対人関係でもその効果はあるといわれています。
具体的にピグマリオン効果とは、「人間は期待された通りに成果を出す傾向がある。」と言われ、学生を叱咤するよりも「君は出来る子なんだ!期待してるんだよ。」と伝える事で叱咤された学生よりも褒めて期待された学生の方が成績が向上するといったものです。
これを恋愛に利用して理想の彼氏や彼女に育てて行こうということです。
彼や彼女に対して、気に入らない事やどうしても我慢できない欠点があり、どうにかして改善して欲しいと思うことがあった場合は「注意」するのではなく「褒め、期待する」言葉を伝えてみましょう。注意など怒る行為は互いに良い気持ちではありませんよね?またトラブルに発展してしまい収拾がつかなくなる可能性があります。多少忍耐が大事なのですが、どうしても相手に直して欲しい所がある場合は根気よく「期待してるんだよ!」と伝えてみましょう。注意されたり、怒られたりすると人は聞く耳を持たず、嫌な気分になり、反発する事が多くなってきます。逆に褒められたり、期待されたりすると、期待された事を結果に出そうと!ポジティブな思考に変わります。
もし、あなたが根気よく、冷静に何度も伝えているにも関わらず、改善されないようでしたら、関係を諦めたり、もしくは期待するのは止めた方が良いかもしれませんね。
頭ごなしに注意やお願いをしても逆効果になる可能性は大きいです。「褒めながら、期待する。」といったスタンスで相手の欠点や嫌な所を改善させていきましょう。「好き」や「嬉しい」と言う言葉を織り交ぜながら伝えてみてください。
ピグマリオン効果を使いながら何度も気持ちを伝えているにも関わらず、改善されないようでしたらキッパリ諦めた方がよいかもしれませんね